2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
前夜は保護柵設置のために薬師岳小屋に集まった山仲間とともに夕食をとり、山・花談義で盛り上がった。翌朝は天気が回復してくれそうなので、8時半には就眠して予定通り未明3時に目を覚ます。外に出てみると霧が出ていて空はあまり見えない。しかし、夜明…
薬師岳小屋は感染対策が徹底しており、部屋は敷居を立てて個室になっており床や壁には透明なビニールシートが張られている。宿泊客の人数も通常の半分以下に制限しており、これでは儲からないのではないかと心配になってしまう。ゆっくりと寝て朝食は6時に準…
訳あって鳳凰山に行くこととなった。合流予定の他メンバーに先駆けて1日早い6月18日に薬師岳小屋に泊めていただき、あわやくば星空の写真を撮ろうという作戦に出る。花を見ながらのゆっくり登山ではあるが、久しぶりに登る青木鉱泉からの中道登山道は急登の…
山地帯~亜高山帯の岩場や崖地に生育多年草。茎の高さ20 ~ 60㎝。岩場や崖に下垂する。葉は披針形で先が尾状に伸びる。全体に毛がないか、わずかにある。花は濃紅色~淡紅色と変異が多い。花期 8 ~ 9 月。八ケ岳、奥秩父山系、南アルプス、富士山など広い…
夏緑広葉樹林帯に生育する落葉小高木。幹は太く、枝には扁平な刺を生じ、樹高は 1 ~ 6m。葉は互生し有柄、葉身は長さ10 ~ 25㎝で小葉が 9 ~ 19 枚の羽状複葉、各小葉は長楕円形。花は径 5 ~ 6㎝で小枝の先端に 1 個つき、花弁は淡紅色で倒卵形。果実は扁…
山地帯の岩場に生育する落葉小低木で株立ち状になる。若い枝や葉には硬い星状毛がある。葉は対生し、卵状長楕円形で先が尖り、ふちに細鋸歯がある。葉腋から白い花を1 個下向きにつける。花期は 5 ~ 6 月。石灰岩地に多いとされるが、本県では古い安山岩地…
川岸の岩場などに生育する半常緑低木。高さ50 ~ 90㎝。葉は披針形、裏面脈状に褐色の剛毛がある。花は新芽が伸び出してから咲く。花色は朱紅色で、多くの園芸種がある。花期は 5 ~ 6 月。日本の分布は関東以西で、山梨県では南部町、および南アルプスに生…
山地の樹林下に生育する常緑小低木である。茎は地上を這い、先は斜上して茎の先に穂状に花を付ける。雄花は 分布花序の上部に多数つけ、雌花はその下に数個つく。花期は 3 ~ 5 月。山梨県では富士山麓方面に集中して生育している。 2018年山梨県カテゴリー …
日当たりのよい岩上、河川の石積みの土手、また古い屋根の上に生える多年草。葉は密生しロゼットをつくる。葉は多肉質で披針形で、先端が刺状に尖る。秋になると花茎を伸ばし、高さ8 ~ 30㎝になる。花序は穂状で白色の花を密につける。花期は 10 ~11 月。…
山地の林床に生育する多年草である。傷つけると橙黄色の汁液を出す。縮れた毛を散生し、草丈は30 ~ 40㎝。葉は互生し有柄、葉身は小葉が 5 ~ 7 枚の羽状複葉。花は茎の上部に 1 ~ 2 個つける。花弁は黄色で 4 枚、長さ2 ~ 2.5㎝。果実は 3 ~ 5㎝の線形…
暖地の河川の岩石地の斜面に生育する多年草である。偽球はやや扁平な円形。葉は数枚で長楕円〜長披針形。花は 4 〜 5 月頃咲き、紅紫色、時として白花を見ることもある。唇弁の縁は内曲して先は 3 浅裂し、内面に 5 個の隆起線がある。日本の分布は本州中南…
高山の湿地や渓流畔に生育する多年草である。根茎は短く、密に叢生し、ときに短い匐枝を出す。頂小穂は雄性または雌雄性で側小穂は3~5個付き雌性であるが時に基部に雄花が付くことがある。雌鱗片は黒紫褐色で果胞より短く幅も狭く、先端部は尖る。果胞は卵…
山地ブナ帯の樹林内急斜面や岩場に生育する多年草である。茎の高さ15 ~ 20㎝。葉は果期にも有花茎より著しく低い位置に出て、常緑で深緑色。根茎は短く叢生し、匐枝は伸ばさない。全体にヒメカンスゲに似るが、鱗片は鋭頭で、凹頭とならない。果胞は無毛で…
亜高山帯の湿地や高層湿原に稀に生える多年草である。葉は柔らかく線状で細く、幅 1 ~ 2㎜。有花茎は高さ20 ~ 50㎝になる。小穂は雌雄性で倒卵形、長さ3 ~ 5㎜、3~4個が離れてつく。北海道、岩手県、栃木県、長野県、山梨県に隔離的に分布しており、いず…
池や沼地の水辺に生育する多年草である。茎は円柱形で太く、高さ100 ~ 200㎝。地下茎は太くて横に這い、全体としてはまばらに花茎を立てて大きな群落を作る。花序は茎頂に付き、長短不揃いの枝に小穂をつける。小穂は楕円形、長さ8㎜ほどで、果時には褐色に…
この時期の毎年恒例となっている山梨県山岳連盟主催の三ツ峠清掃登山に参加させていただいた。シダやテンナンショウ属はだいぶ見て回ったと思うが、今年はツツジやウツギなどの樹木類も見て回ってみたいと思う。 三ツ峠山荘の前から見る富士山。小雨に降られ…
やや乾いた林縁を好んで生育する多年草である。葉は薄くて草質、2列に互生し、長さ20~40cm、幅5~15mmの剣状で光沢は無い。花は径 5㎝程度で淡い紫色、花被片は6個あって平らに開き、外側の3個の花被片には青紫色の脈や黄色の斑紋がある。内花披片はさじ型…
早朝から甘利山のレンゲツツジを見て回ってきたため寝不足で眠い。中央道の双葉サービスエリアに立ち寄って仮眠すると、1時間ほど意識を失っていたようである。目を覚ませば10時半になっていた。自宅に帰って寝ようかとも思ったが折角の晴れの天気なのに…
前夜はテレビを見ながらうたた寝をしてしまい、目を覚ましたら未明の3時だった。外に出て空を見上げると星が輝いている。これならば甘利山から富士山が見えるのではないだろうか?まだかなり眠いが来週からは梅雨入りしそうなのでレンゲツツジと富士山を撮…
そろそろ行きつけの草原ではカイジンドウやフナバラソウが咲いている頃だと思う。新しい花の情報も仲間からいただいたことだし、見に行ってみることにする。 植林帯の樹林の下ではこの花が見ごろを迎えていた。 コアツモリソウ クモキリソウはまだ蕾だった。…
南部町に咲くサツキは山梨県では数少ない自生のサツキで、山梨県自然記念物に指摘されている。そろそろ咲いているか、あるいは少し遅いかも知れない。午後から訪れてみる。 河原は外来種が多数生育。これはビロードモウズイカであろう。 多数のムシトリナデ…
山中湖も河口湖も流域面積が広く、スゲを探して廻ったのはまだほんの一部だけである。忍野のバイカモを見て時刻は午後4時になったが、日没にはまだ時間がある。山中湖のまだ巡っていない場所の探索に行ってみる。あまり深い場所まで探索する予定では無かっ…
何度か見に行っているバイカモであるが、2度書いた記事には大きな間違いがあったことに気付かれていた方が多かったと思う。忍野の川の流れに漂っている水草は実はバイカモでは無かったのである。5月中旬に訪問した際に書いた記事で何かおかしいと思い調べ…
4月下旬に一度訪問している西沢渓谷であるが、そこに生育していたスルガスゲと思わしきスゲがまだ確認できていない。それと、そろそろホテイシダが元気に葉を伸ばしている頃であろう。クモイコザクラのその後の葉の変化も気になる。午前中は天候がいまひとつ…
山地の林縁にポツポツと立って生育する夏緑性のシダである。根茎は長く這い、葉をまばらに出す。葉は淡緑色、柔らかい草質。葉身は広披針形、基部は狭まり、2 回羽状に深裂する。羽片の下部は、無柄で水平に開出し、軸に重なるようにつく。植物全体に星状毛…
林下の沢沿いの湿った岩上にコケと群生する常緑性のシダである。根茎はやや長く這う。葉は単葉で長さは 5 ~ 10㎝、葉身は倒披針形で先端の近くで広がる。葉柄は不明瞭で葉質は革質。鱗片は葉柄基部に多いが、葉身は無毛。胞子嚢群は長楕円形~線形で中肋よ…
アカンスゲは北海道のほかに本州では岩手県、栃木県、長野県、そして山梨県に隔離的に分布する貴重なスゲである。何度か訪問している乙女高原であるが果期にならないと区別が難しいため、まだ確認が出来ていない。特徴的な雌花の形なので結実していれば見分…
カヤツリグサ科の植物は花を咲かせた時と結実した時期で全く違う姿を見せるため、花の時期に見ても何だか分からないことがほとんどであることは何度も訪問してみて身をもって感じている。山中湖で見たスゲで花の時期にカサスゲであろうと思っていたものは結…
甘利山のレンゲツツジが咲き出している頃だと思う。大笹池まで行けばクリンソウが見ごろを迎えている頃だろう。探索に行ってみる。 咲き出していた甘利山のレンゲツツジ。富士山は見えず。 咲いていたのはほんの一部だけでほとんどが蕾。見ごろは来週あたり…
湿った草地、溜池畔、畦、河川敷などの日当たりのよい湿った場所に生育する越年草(2年草)。茎は高さ30 ~ 70㎝、四角形で直立し、まばらに分枝して下向きの細毛がある。茎葉は短い柄があり、長さ3 ~ 6㎝、幅 1 ~ 2㎝、縁は鈍い鋸歯があり、脈は凹んで葉…