スミレ科
山梨県ではシハイスミレは帯那山から兜山にかけての山地帯を中心に多く生育しているが、これとは別の場所に葉脈に白い筋が入るフイリシハイスミレが生育している。山梨県で発見されているのは1ヶ所のみで個体数はあまり多く無い。年によって花の咲き方にム…
極稀に発生するアカネスミレの白花である。高尾山の小仏峠で最初に見つかったことからこの名があるが、現在ではその場所には生育していないであろう。変異種であるため弱いようで、何年も続けて生えることは少ないようである。山梨県の自生地ではある程度固…
ミヤマスミレとエイザンスミレの交雑のスミレである。花はミヤマスミレを少しふっくらさせたような感じでやや赤みが強い。葉はミヤマスミレの葉の辺縁が荒い鋸歯状になったギザギザの葉をしている。奥秩父山系や大菩薩・小金沢山系で確認されている。 フギレ…
ナガバノスミレサイシンとアケボノスミレの交雑のスミレである。ネットで調べる限りでは今回の撮影地の他に大月市のほうにも生育地があるようである。個体数はそこそこにある。 ナガバノアケボノスミレ 平成31年4月 市川三郷町で撮影 同上 花はアケボノスミ…
ヒナスミレとエイザンスミレの交雑のスミレである。花はヒナスミレに似るがややふっくらとしている。葉に特徴があり、ヒナスミレの葉の辺縁が荒い鋸歯状になったギザギザの形をしている。交雑スミレの中では比較的良く見られる種であろう。 オクタマスミレ …
山地のブナ帯の林床に咲く小型のスミレである。花期は4~5月。大菩薩・小金沢山系、奥秩父山系、富士山周辺、櫛形山などに生育しており、生育地の個体数はまちまちである。 ミヤマスミレ 平成29年5月 乙女高原で撮影 同上 乙女高原周辺では群生するミヤマ…
日当たりの良い山地の樹林下や林縁、草地に生育する多年草である花期は4~5月。山梨県では富士山周辺の山域を主に生育しているが個体数は少ない。登山道の脇や登山道内に咲いていることが多く、踏み付けや斜面崩落による個体数の減少が懸念される。 キスミ…
山地の林下に生育する多年草である。沢沿いを好んで生育している。山梨県では主に県南部に生育しており生育地での個体数はそこそこにある。スミレの中では花期は遅めで5月ごろに咲く。 コミヤマスミレ 令和1年5月 南部町で撮影 同上 この場所の個体は葉に斑…
山地帯の落葉広葉樹林下に生育するフォッサマグナ地域に分布するスミレである。花期は4~5月。山梨県では御坂山系、奥秩父山系など広範囲に分布しているが生育地での個体数はあまり多く無い。白い花はシコクスミレに似るが花が開花した頃にはまだ葉が展開…
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のスミレ科植物は以下の4種類である。 山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) キスミレ(2005山梨県EN 2017環境省-) 山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) ミヤマスミレ(2005山梨県DD 2017環境省-) 山梨県絶滅危惧Ⅱ…